ビールづくりの歩み

OUR HISTORY
    • 1823

      常陸の国の日本酒づくり。
      木内酒造の興り。

      文政六年、常陸の国 那珂郡鴻巣村の庄屋であった
      木内儀兵衛によって木内酒造の酒づくりははじまりました。
      以来、190年以上にわたって日本酒の品質にこだわり続け、
      本物の醸造を心がけてきました。

    • 創業者イメージ
    • 1994

      ビールづくりの挑戦。
      ゼロからのスタート。
      まず、工場から手づくり。

    • かつて日本では酒税法という厳しい法律により、大手4社以外にビールを造ることが認められませんでした。それが規制緩和によって小規模でのビールづくりが認可されるということで、木内酒造もビールづくりをめざします。
      しかし、永く日本酒を醸造してきたとはいえ、ビールのことはほとんど知りません。そこで大手の商社、ビールメーカー等とコンタクトをとり事業計画の策定を開始しましたが、設備費や技術指導料で数億円かかるとのこと。事業化は無理かとあきらめかけた時、ネット上でカナダのDME社というビールの醸造機械のメーカーを知りました。

      調べると、ビール先進国の北米では家庭でのビール造りから、当社のようなマイクロブルワリーの開設についてのノウハウはネットで公開されています。早速、DME社とコンタクトをとり、何十回にも及ぶ交渉を重ねた結果、遂に大手商社の半額以下の価格で購入することができました。DME社にとっても日本での初めての仕事なので親身に相談に乗ってくれ、彼らの持つビール造りのノウハウを全て提供していただくことになり、ようやくビール醸造にこぎつけました。

    • 1996

      醸造第一号、
      常陸野ネストビール誕生。

    • コンテナイメージ
    • 設備工事イメージ
  • 1996年8月、カナダから待ちに待った機械を積んだコンテナ数台が到着。蔵の一部を改造したビール工場内に機械の設置が始まりました。
    まず機械、タンク等を所定の位置に配置し、
    水のライン・蒸気のライン等の接続を開始しました。本来なら設備工事業者に依頼して500万円位かかる工事ですが、何と社員4名でほとんど作り上げてしまいました。ただ機械はカナダ製。当然JIS規格ではありません。
    ホースのコネクターが日本のものと合わなかったり、英語のマニュアルにおおいに頭を悩ませました。そして9月初旬、一から全て自分たちの手で購入し設置した設備がついに出来上がりました。

    9月中旬、いよいよ仕込みの開始。とにかくヨーロッパの本格ビールを目標に、英国産の麦芽・ホップを原料に伝統的な手法の「上面発酵」(エールタイプ)にて醸造を始めました。
    10月3日、最初の仕込みのビールが濾過され、琥珀色の透明なビールがタンクからほとばしりました。
    構想から18ケ月、「常陸野ネストビール」が遂に誕生しました。

    • 1997

      ネスト誕生からわずか1年、
      世界のビールコンテストで初受賞。

      1997年10月、大阪で開催された日本で最初の世界のビールコンテストで、「常陸野ネストビール アンバーエール」がダークエール部門で第1位金賞を受賞。出品された220のビールの頂点に立ちました。

      その後も数々の世界コンテストで受賞し、アメリカをはじめヨーロッパ、アジア各国へ輸出を開始していきます。

      受賞歴はこちら

    • ビールイメージ

      1997年10月、大阪で開催された日本で最初の世界のビールコンテストで、
      「常陸野ネストビール アンバーエール」がダークエール部門で第1位金賞を受賞。
      出品された220のビールの頂点に立ちました。

      その後も数々の世界コンテストで受賞し、
      アメリカをはじめヨーロッパ、アジア各国へ輸出を開始していきます。

      受賞歴はこちら

    • 醸造所イメージ
    • 2008

      新たなビール工場額田醸造所、
      スタート。

      これまで木内酒造本社内で醸造していましたが、
      世界中のファンの期待に応えるべく、
      より大量生産が可能な工場を新設。
      ビール醸造機能を額田に移しました。

ビールが並んでいる画像
常陸野ネストビールは当初3種類でしたが、
年々新たな挑戦をし、ラインアップを
増やしてきました。
木内酒造はこれからも最高のビールづくりを続け、
みなさまの日常のひとときを豊かに醸していければと考えています。

おなじみのフクロウラベルは
こうして決まりました。

現在のラベルデザインに決まるまでに、いろいろな案が浮かびそして消えていきました。
その中には捨てるには惜しいものもいくつかありました。このページではそんな
ラベルデザイン案をご紹介します。

  • アンコウ案

    茨城の名物である「あんこう料理」。
    常磐沖でとれるアンコウは冬の風物詩になっています。
    寒い冬に暖かい「あんこう鍋」を囲んで
    コクのあるビールを飲む。そんなイメージで作られました。

    • アンコウラベルデザイン01
      ANKOU LABEL 01
    • アンコウラベルデザイン02
      ANKOU LABEL 02
    • アンコウラベルデザイン03
      ANKOU LABEL 03
  • コウノトリ案

    木内酒造のある茨城県那珂郡那珂町鴻巣。
    この地名に
    ちなんだ「コウノトリ」のデザイン案。
    『赤ちゃん』に
    象徴される「新しい命」「幸福」を運んでくれる「コウノトリ」。
    新しいビールの命の象徴の『麦の穂』をくわえています。

    • コウノトリラベルデザイン01
      KOUNOTORI LABEL 01
    • コウノトリラベルデザイン02
      KOUNOTORI LABEL 02
  • アンコウラベルデザイン01
    ANKOU LABEL 01
  • アンコウラベルデザイン02
    ANKOU LABEL 02
  • アンコウラベルデザイン03
    ANKOU LABEL 03
  • コウノトリラベルデザイン01
    KOUNOTORI LABEL 01
  • コウノトリラベルデザイン02
    KOUNOTORI LABEL 02

フクロウ案

最終的にイメージキャラクターに決めた
「フクロウ」ですが、イメージスケッチから始まりさまざまな案をもとに
現在の正面を向いた形になりました。

  • フクロウラベルデザイン01
    IMG SKETCH 01
  • フクロウラベルデザイン02
    IMG SKETCH 02
  • フクロウラベルデザイン03
    IMG SKETCH 03
  • フクロウラベルデザイン04
    IMG SKETCH 04
  • フクロウラベルデザイン05
    IMG SKETCH 05
  • フクロウラベルデザイン06
    IMG SKETCH 06
  • フクロウラベルデザイン07
    IMG SKETCH 07
  • フクロウラベルデザイン08
    IMG SKETCH 08
  • フクロウラベルデザイン09
    IMG SKETCH 09
  • フクロウラベルデザイン10
    IMG SKETCH 10
  • フクロウラベルデザイン11
    IMG SKETCH 11
  • フクロウラベルデザイン12
    IMG SKETCH 12
  • フクロウラベルデザイン13
    IMG SKETCH 13
  • フクロウラベルデザイン14
    IMG SKETCH 14
  • フクロウラベルデザイン15
    IMG SKETCH 15
  • フクロウラベルデザイン16
    IMG SKETCH 16
  • フクロウラベルデザイン17
    IMG SKETCH 17